観て・学んで・食べて 井上かなえさんのアメリカン・ビーフを探る旅 Watching Learning Eating Travel to the USA 観て・学んで・食べて 井上かなえさんのアメリカン・ビーフを探る旅 Watching Learning Eating Travel to the USA

Vol.2 シカゴ到着編

飛行機内でかなりリラックスして過ごすためにいろいろ準備していったと前回の記事では偉そうに書いたんですが、実は・・・

出発前に空港で、今回のツアーの皆さまと初めましてのご挨拶と共にビールを頂いたんですけど(笑)

もうお判りでしょうか。

そう、飲み過ぎちゃったんですね。
たしかビールを2杯ほどとワインを2杯くらいなんですけど、普段のわたしにとっては全然酔わない適正量なのですが、
もう、、、、これが。

飛行機に乗った途端におトイレ。2時間後にまたおトイレ。びっくりするくらいトイレに行きたい・・・(ビールめ!)
窓側の席だったもので(ひとつ空席で)通路側に座っていらっしゃった男性に何度も何度もすみませんと謝り倒しながらトイレに行きました(汗)
飛行機に乗る前、そして乗ってからもビールの飲み過ぎには注意しないといけないなぁとこの時深く反省しました

さてさて、そんなわけで14時間後、アメリカはシカゴへ到着!
到着後は入国手続きが大混雑だったので、ここで相当時間が掛かりました(2時間くらいかな??)
この間、飛行場内の無料Wi-Fiに繋ぎ、日本にいる娘にアメリカに到着したよ~とLINEしてみたら、「急いでスイーツブッフェのネット予約をして!!早く!!」ということで、

アメリカでの最初の母さんの仕事は、空港を出る待ち時間に必死に娘のためにスイーツブッフェのネット予約を取る、というものでした(笑)。

さてさて、到着したのは夕方だったので、そのままホテルへチェックイン!
(翌日はここからまた飛行機に乗ってミネアポリスへ移動するのです)
アメリカへ着いて最初のお食事はアメリカン・ビーフのお仕事らしく、清く正しくアメリカン・ビーフ!でした♪

地元の有名なステーキハウスへ連れて行っていただきましたよ。ええ、お仕事ですから。お仕事です。

<写真>

まずはお店の方がお肉を見せながら説明をしてくださいました。
アメリカでは今、牛ヒレ肉がブームのようで(胡椒がまぶしてあるのがヒレ)、淡白なお味のお肉なのでこのようにスパイスを利かせたり、色々なソースで楽しむのが流行っている、とのこと。
うちの息子が大好きなTボーンステーキもこんなにボリューミー。
絶対に美味しいに決まっているサーロインや、リブロース、それから日本のスーパーではなかなかお目にかかれないトマホークステーキ(骨付き)も。

あれもこれも美味しそうで全部食べたいよね~!ということで、
お肉を数種類頼んで、ツアーの6人のメンバーで少しずつシェアして食べよう!ということになりました。

<写真>

焼いたお肉をすべて盛り合わせてくださったので、見よ!このボリューム!

本場アメリカでいただく豪快なアメリカン・ビーフステーキは、お肉の味自体がめちゃくちゃ美味しいから、塩、ブラックペッパーだけで十分おいしい!
ソースでごまかしたりしなくても、むしろ塩コショウ(プラス、お店独自配合のスパイス)だけがお勧めなのです。
色んな部位のお肉を一通り試した後は、添えてあるソースも試しつつ(酸味系のソースやクリーム系ソースなどいろいろ)、味替えしたらまたどんどん食べられます。

アメリカン・ビーフは赤身のお肉なので、全く胃もたれなし。
不思議なんだけど、お腹がいっぱいにならないのね(笑)。
豪快に切り分けたら、もうどんどんすいすい食べられちゃう。
とろける霜降り系のお肉ではなく、しっかり肉本来の味を楽しめるのが赤身。

この時、お隣のテーブルでは少年のお誕生日のお祝いをされてらっしゃったんですが、少年の両親、そしてその両方の祖父母が1つのテーブルを囲み、おじいちゃんおばあちゃんもみんなしっかりボリュームたっぷりのお肉を1皿ずつ召し上がってらっしゃいましたよ。
やっぱりお肉をしっかり食べていると元気なんだなぁ~~

<写真>

お店の中がムーディーな照明になっているので、写真を撮るのが難しかったんですが、伝われこの美味しさ!!

というわけで。
THE☆アメリカン!な、ビーフ・ステーキのレシピです。
スーパーでも手に入りやすい、肩ロースのステーキ用のお肉で作ってみました。

ポイントは、しっかりめに塩、ブラックペッパーを振ること。
そしてアメリカン・ビーフはあわてず騒がず、じっくり焼くことが重要です。側面の脂身の部分も焼くのをお忘れなく。香ばしい焼き色が付いた脂身はめっちゃ甘くて、うちの長女と長男の大好物です。

Recipe

アメリカン・ビーフステーキ マッシュルームソース

材料(4人分)

  • アメリカン・ビーフ(牛肉)肩ロース(ステーキ用)(厚さ3cmのもの) 2枚で1kgくらい
  • 塩、ブラックペッパー 各適量
  • オリーブオイル 少々
  • バター 20g
  • ブラウンマッシュルーム 300g
  • ニンニク 1かけ
  • 小さじ1/2

作り方

  • 1.アメリカン・ビーフは調理する30分~1時間前に冷蔵庫から出して室温に戻す。
    表面の水分をキッチンペーパーで丁寧にふき取る。焼き始める直前に塩、ブラックペッパーを肉の表面全体にまぶす。マッシュルームは石づきを取って薄切りに、ニンニクはみじん切りにする。

  • 2.フライパンにオイルをひいて強火で熱し、肉を乗せる。片面ずつじっくりと5~6分かけて、強火から中火で焼いていく。両面が焼けたら側面もじっくりと焼き(トングで掴むと簡単です)、トングで押してみて弾力が出てきたらアルミホイルの上に取り出し、包んで15分ほどそのまま置いて肉汁を落ち着かせる。

  • 3.空いたフライパンにバターとニンニクとマッシュルームを入れて中火で炒める。嵩が半分くらいになったら塩で味を調える。

  • 4.(2)の肉を切り分けて皿に盛り付け、(3)のソースを添える。

Report

PROFILE

自作のレシピに加え、3人の子どもと過ごす日常を掲載した ブログ「母ちゃんちの晩御飯とどたばた日記」 が人気を集める。
家族のことを思って考案されるメニューは、どれも簡単でおいしく栄養満点と評判。