お知らせ 関係各位 米国西海岸港湾ストライキに関して

2002年10月7日

 平素より、アメリカン・ミートへのご理解、ご支援賜わり、誠にありがとうございます。米国西海岸における港湾ストライキの早期解決に向けた、米国食肉輸出連合会本部の動きについて、下記通りご報告させていただきます。

 海運業者協会(PMA)と港湾労働者組合(ILWU)の労使交渉の決裂により、9月27日夕方(現地時間)から西海岸29の港湾で業務が停止されております。日本時間で10月7日現在、労使交渉は10月3日の以降、進展しておりません。当連合会本部の試算では、この港湾ストライキにより、アメリカン・ビーフおよびポークの食肉関連輸出のみで1日900万ドル(約10億円)の被害および家畜相場への影響が懸念されています。

 日本市場は米国食肉業界にとって極めて重要なマーケットであり、また長い間、最重要パートナーであります。アメリカン・ミートの安定供給は、私どもの使命だと考えております。また、“食品、特に生鮮食品等の商品は、このストライキの影響を受けずに、輸出されるべき”、との認識を持っており、米国連邦政府に対して、今回のストライキが内外食肉業界に対する及ぼす影響の深刻さを訴えております。

 当連合会は、引き続き米国食肉業界、関係業界そしてUSMEFメンバーと共に、繰り返し米国連邦政府に調停作業着手の働きかけをしてまいります。

 皆さまにおかれましては、何卒、ご理解とご協力を頂きます様お願い申し上げます。