お知らせ米国食肉輸出連合会 子どもの食生活シンポジウム 「子どものアタマ・カラダ・ココロ」に350名が参加
~健康な脳の発育に果たす牛肉の役割を科学的見地から解明~

2002年8月7日

 米国食肉輸出連合会(USMEF、会長:フィリップ M.セング、http://www.usmef-ja.org)は、7月26日に大阪、7月29日に東京で、子どもの食生活シンポジウム「子どものアタマ・カラダ・ココロ」~健康な脳の発育に果たす牛肉の役割~を開催しました。会場には栄養士・管理栄養士を中心におよそ350名(大阪150名、東京200名)が参加し、小児期の成長に関わる牛肉の作用をテーマに大阪大学名誉教授の中川八郎氏、テキサスビーフカウンシルのシャーリーン・マクニール氏による講演をはじめ、栄養食事学・脳神経学・精神神経学の専門家の立場から子どもの健康と食事についてのパネルディスカッションが行われました。

 基調講演では、中川八郎氏が「子どもの成長・脳の発達と栄養」~牛肉の効用~と題し、良質のたんぱく質の摂取が子どもの成長過程においていかに大切かについて話をしました。続いて特別講演では、シャーリーン・マクニール氏が、鉄と亜鉛が子どもの認識力の発達に与える影響をさまざまなデータをもとに再検討しながら、牛肉が子どもの栄養素の必要量を満たす上で解決策となると述べました。さらに、「子どものアタマ・カラダ・ココロ」をテーマにしたパネルディスカッションでは、食生活は人間の心を育てるということに着目、食卓における家族の輪の大切さについて、中川氏をコーディネーターに女子栄養大学助教授の二見大介氏、国立精神・神経センタ-精神保健研究所名誉所長の吉川武彦氏らも加わり、活発な意見交換がなされました。

 また、東京講演会終了後には、この夏より米国食肉輸出連合会のスポークスパーソンとして活躍中の早見優さんも来場、8月に刊行されるご自身の料理本を紹介するなどご挨拶されました。
米国食肉輸出連合会では、今後もセミナー、料理教室等さまざまな機会を通じて、アメリカンビーフの栄養価、食の楽しさなどを、消費者に訴求していく意向です。

本件に関するお問い合わせ先
米国食肉輸出連合会 広報担当
コスモ・ピーアール
今井・守屋 TEL:(03)5561-2915