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ホールフーズ・マーケットは、2027年の主要食品トレンドを発表した。これは、食材発掘・調達担当者やバイヤー、料理の専門家など幅広い分野のスタッフで構成されるトレンド評議会が、毎年のレポートとして発表しているもの。
トレンド評議会のメンバーは、「今年の予測には、人々の食べ方が実際に変化していることが反映されている。産地への関心の高まり、苦味や意外な風味に挑戦する意欲、よりシンプルで加工度の低い食材への本格的な回帰が見られる」としている。
2027年の8つの食品トレンド予測のポイントは以下のとおり。
◆テロワールの新たな領域 土壌や気候など産地の環境が風味に与える影響を示す「テロワール」は、最高級のワイン用ブドウを生産する上で長らく重要な概念であった。この考え方が、海産物にも広がっている。海洋環境による風味の違いを表す造語として「メロワール(merroir)」が注目されるようになっている。
◆ビューティリション 肌の健康を「内側から」支える食品への関心が高まり、コラーゲン、抗酸化物質、良質な脂肪などを含む食品が注目されている。イワシやカキなどのシーフードも、オメガ3脂肪酸やビタミン、ミネラルを含む食品として取り上げられている。
◆洋食(Yōshoku)の広がり 米国では、ミルクパンや甘辛いカレーなど、日本の洋食系コンフォートフードへの関心が高まっている。こうした人気は調味料やベーカリー、乳製品など幅広い売り場に広がっている。和風ミルクパンや、味噌漬けのアラスカ産天然ギンダラなどが、代表例として挙げられている。
◆料理の再発明 親しまれてきた料理を意外な形にアレンジし、懐かしさと新鮮さを同時に楽しむ「料理の再発明」が広がっている。
◆原材料のミニマリズム 「ラベルをよく読もう」というSNS上のコンテンツが拡散し、添加物や超加工食品(UPF)への関心が高まる中、原材料表示が短くシンプルな商品を品質の目安とする消費者が増えている。メーカー側も、配合や原材料構成の簡素化を進めている。
◆「苦味」の新たな魅力 消費者は、より複雑な味わいを求めて、苦味を積極的に取り入れるようになっている。イワシと豆を組み合わせた商品などが例として挙げられている。
◆ゼロ・ウェイスト2.0 食品ロス削減への関心が、より広範な「ゼロ・ウェイスト」の考え方へと広がっている。今や消費者は日常生活のあらゆる場面で廃棄物を減らす方法を模索している。
◆豆ブーム 豆類は、副菜から主菜へと存在感を高めている。手頃な価格で、タンパク質や食物繊維を摂取できて、腸の健康にも配慮する食品として消費者に注目されている。
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