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USDAの最新の豚飼養動向調査(四半期報告書)では、主要指標の多くが事前の予想を下回った。6−8月期の子豚生産頭数の修正自体は予想されていたが、その幅は予想より小さかった。さらに重要なのは、繁殖用母豚数が下方修正され、12−3月にかけての母豚数が減少したことだ。
これにより、肥育豚の短期的な供給は前年を上回って推移するが、春から夏場のと畜頭数は、ほぼ前年並みとなる見通しだ。秋季は2%増と予想されていたが、「横ばい、あるいは減少」となる公算が大で、下半期は供給がひっ迫する可能性も出てきた。
肥育豚の重量区分別と出荷時期の関係から、今後の出荷を予想すると、まず「180ポンド超」は前年比約2%増。これらはすでに出荷済みか4月上旬までに出荷されるが、実際に3月のと畜頭数は前年を約2%上回っている。
4月中旬から5月の第3週にかけて出荷される「120〜179ポンド」は、前年比微増。昨年同期間の週間と畜頭数は約241万頭で、今年も同水準になる見込み。現状の250万頭と比較すると、かなりの減少となる。
6月に出荷される「50〜119ポンド」は、前年同期比でわずかな増加にとどまっている。当初予想の大幅な増加とは異なる展開だ。冬の子豚生産量が予想を下回ったことが影響している。昨年6月の週間と畜頭数は平均236万頭で、今年も同様に供給がひっ迫することが見込まれる。
7月下旬から8月にかけて出荷される「50ポンド未満」は、前年同期比でわずかな増加。7月下旬から8月上旬の週間と畜頭数は235万頭前後となり、8月下旬に240万頭台へと緩やかに増加すると予想される。
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