アメリカンミートの価値提案を4つの重点テーマで推進
米国の食肉業界を代表し、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。平素より米国産食肉の普及活動に多大なるご支援を賜り、心より御礼申し上げます。
2025年は円安や米国現地相場の高騰、牛肉生産量の減少、他国との競争激化が重なり、米国産ビーフ・ポークの輸入量は伸び悩む一年となりました。しかし、この厳しい環境は、米国産食肉の持つ「品質価値」や独自の食文化を再確認する契機ともなりました。
2026年はまず、米国産ビーフの強みであるグレーディングシステムを軸に、プライム、チョイスといった科学的根拠に基づく品質価値をより明確に訴求します。また、アメリカを象徴するBBQ文化を活用し、肉フェスやイベントを通じ、USビーフ・ポークを楽しむ新たな食シーンを創出してまいります。
さらに、消費シーンで進む二極化に対応し、価格ではなく価値を重視する外食分野―特に高級レストランやホテル―でのフェア実施を積極的に支援します。加えて、2026年は市場の変化を踏まえた4つの重点テーマに取り組みます。
第一に、若年層へのリーチ強化として、SNSや動画を活用したデジタル施策を拡大し、キャンプ・アウトドア需要や現代的な食のライフスタイルにアメリカンミートを結びつけていきます。
第二に、健康志向の高まりに対応し、高タンパク・低糖質など栄養価の面から米国産食肉のメリットをわかりやすく発信します。
第三に、伸長が期待される総菜加工品分野において、アメリカンミートの品質価値と利便性を再訴求し、外食・中食向けの提案を強化します。第四に、増加するインバウンド需要を取り込み、ホテルや観光地レストランでのメニュー採用をさらに推進してまいります。
本年も日本の食肉市場に貢献すべく、USMEF日本事務所一同、活動に尽力してまいります。2026年が皆様にとって実りある一年となりますようお祈り申し上げます。
米国食肉輸出連合会(USMEF) ジャパンディレクター 加藤 悟司
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