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TRADER'S Be & Po NEWS CONTENTS
米国食肉市場ニュース 牛肉(牛肉市況 6/29〜7/2)
豚肉(豚肉市況 6/29〜7/2)
市況ニュース 7月は不安定な生体牛・卸売り牛肉市場
トウモロコシ作付け面積増加で値下がりに期待
業界ニュース 米国と台湾、米国産牛肉輸入全面解禁に向け話し合い
ポーク関連ニュース 豚肉減産は1%止まり
ロシア、米国産豚肉の輸入解禁拡げる
セーフティ関連ニュース 「豚肉生産の抗生物質使用は慎重に」- NPB要請
全米天候/作柄状況 各地の干ばつ監視・天気予報
マーケットデータ 先物取引価格
イベント情報 米国食肉輸出連合会、夏休みに合わせイベントを開催
米国食肉市場ニュース  
牛肉
牛肉市況
(6月29日〜7月2日)
週間と畜頭数 : 62.0万頭(前年比5.0%増)。 オクラホマシティーにおける去勢牛の体重別100ポンド当たりの価格
肥育牛の取引価格(100ポンド[約45kg]当たり):
  主要5市場では平均80.64ドル(前週比0.15ドル安)。枝肉価格は平均131.00ドル(同0.16ドル高)。
牛肉価格(100ポンド[約45kg]当たり):
  歩留まり等級3(YG3)のチョイスは137.93ドル(前週比1.16ドル安)。Y2〜3のセレクトは132.36ドル(同0.10ドル高)。
豚肉 豚肉市況
(6月29日〜7月2日)
週間と畜頭数 : 187.0万頭(前年比9.2%増)。
 
市況ニュース
7月は不安定な生体牛・卸売り牛肉市場
 

牛肉需要は例年7月に入ると減退するので、今年もボックスビーフ価格はその影響を受けるだろう。7月4日の独立記念日は多くの家庭でバーベキューを楽しむが、値段の高いステーキ類よりハンバーガー、ポークリブ、ホットドッグのほうが好まれる。消費者は安価なカットを購入するので、ステーキ類はバーベキューの季節を通して苦戦が続いている。

今年は経済的要因に加えて、天候不順も牛肉売り上げの足を引っ張っている。消費者人口の多い北東部州は5〜6月に過去最多の降雨量があり、中部・南部州の一部は熱波に見舞われ、フィードロットでは出荷直前の肉牛数千頭が突然死した。また雨天でバーベキューができないことも響いた。カットアウト価格が数ドル下がる可能性もある。7月は出荷可能牛頭数がピークに達し、その後減少するが、生体牛価格を圧迫するだろう。

また処理頭数の動向も生体牛・牛肉価格に影響を与えるだろう。パッカーは7月2〜3週の処理頭数を減らすことを検討している。

※2009年7月6日 Cattle Buyers Weekly
トウモロコシ作付け面積増加で値下がりに期待
 

米国農務省(USDA)は先頃、推定トウモロコシ総作付け面積を、3月度の8,500万エーカーから8,700万エーカーに引き上げた。この推定値の発表を受けて、シカゴ商品取引所のトウモロコシ先物相場は、1ブッシェル当たり日間限度の30セント下落した。また増産により今期収穫年度は、1ブッシェル当たり約50セントの値下がりが見込まれるため、肉牛・成豚生産者にとって嬉しいニュースだ。但し、夏場のトウモロコシの生育状態が良好で収穫期にトラブルがないことが条件になる。総作付け面積は8,700万エーカーと推定され、昨年比1%増、過去63年間で2番目に広い。

※2009年6月30日 Meatingplace.com & 7月6日 Cattle Buyers Weekly
業界ニュース
米国と台湾、米国産牛肉輸入全面解禁に向け話し合い
 

台湾の地元メディアは台湾政府外務省の話として、両国政府が米国産牛肉輸入全面解禁に向けた最終交渉を進めていると報じた。台湾政府外務省の北米担当局長は「両国は詳細を詰めている段階で、年内にまとまるだろう」と楽観的な見通しを表明している。

米国産牛肉は台湾の牛肉供給の約32%を占めているが、現在輸入は30ヵ月齢以下の牛由来のボンレスミートに限定されている。

※2009年6月25日 Meatingplace.com
ポーク関連ニュース
豚肉減産は1%止まり
 

エコノミストのハート氏は「成豚生産者は飼育頭数の減少に努めているが、豚の重量化や1腹当たり出産頭数の増加で、今後12ヵ月の減産はわずか1%。この程度では今年は価格の上昇で利益を出すまでには至らない。秋は新型インフルエンザの第二波に見舞われ輸出の減少が続く可能性もある」と予測している。

その中にあって明るいニュースはトウモロコシの値下がりで、飼料費の削減が期待できる。ハート氏は「上半期20ドルだった1頭当たりの赤字は、下半期は5〜7ドルに下がる。早ければ2010年冬後半にも利益が出るようになるかもしれない」と予想している。

※2009年7月7日 Meatingplace.com
ロシア、米国産豚肉の輸入解禁拡げる
 

ロシア政府当局者は、「新型インフルエンザを理由に米国産豚肉の輸入を禁止していたが、アリゾナ、カリフォルニア、イリノイ、ニュージャージー、ペンシルベニア、テキサス各州の処理施設からの輸入を解禁した」と報告している。今回の措置で、禁輸が続くのは牛肉・鶏肉も含め、ウィスコンシン、フロリダ、ニューヨーク、ユタの4州だけとなった。

※2009年7月8日 USMEFニュース
セーフティ関連ニュース
「豚肉生産の抗生物質使用は慎重に」- NPB要請
 

全国豚肉委員会(NPB)は、輸出市場の重要性を考慮して、抗生物質は慎重に使用して残留基準を満たすよう、成豚生産者に書簡で呼びかけた。NPBは「これまでに確認済みのデータによると、テトラサイクリン系の抗生物質を使用する場合、14日の消退期間を自主的に守れば残留限度の国際基準は満たされる」と説明している。

2008年度の豚肉輸出は、米国で売買された豚1頭当たり40.56ドルの貢献度がある。2009年の輸出は前年を割り込むと予想されるが、それでも輸出市場の伸びは成豚価格にプラス効果があるとエコノミストは述べている。

※2009年7月3日 Meatingplace.com
全米天候/作柄状況
各地の干ばつ監視・天気予報
 

7月5日まで、現在異常乾燥や干ばつに見舞われている地域で豪雨が予想されるところは殆ど無い。但しテキサス、オクラホマ外縁部、隣接するニューメキシコ、コロラドは例外(1から所によっては3インチの降雨)。現在厳しいもしくは異常な干ばつに直面している地域に雨の予報が出ているが、降雨量はせいぜい2〜3/10インチの見込み。

7月6〜10日にかけては、現在、乾燥した天候や干ばつが続くロッキー山脈、ハイプレーンズ、グレートプレーンズ中部・北部、ミネソタは、例年より多い降雨が予想される。対照的に、カリフォルニア、オレゴン西部、五大湖地域、ミシシッピー川流域、近隣の南東部、オクラホマの大部分、広域にわたり厳しい干ばつに襲われているテキサス南東部の2/3は、例年より乾燥した天気になりそうだ。

※2009年7月2日 Market Perspectives
マーケットデータ
先物取引価格(7月2日現在)
 
イベント情報

米国食肉輸出連合会(USMEF)は夏休みに合わせ、親子で楽しめる3つのイベントを開催いたします。
イベントの詳細やお申し込み・お問い合わせは下記弊連合会ホームページをご覧ください。
イベント情報ページ:http://www.americanmeat.jp/event/upcoming/index.html

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昨年も大好評頂きました夏休み企画。8月17日(月)、18日(火)、20日(木)に東京都内の海辺の公園3会場(若 洲公園・葛西臨海公園・都立潮風公園)で、今年も親子で本格的なバーベキューを楽しく学べるチャンスが到来!夏休みの思い出になること間違いなし!たくさんのご応募、お待ちしています。

好き嫌いバスターズ 〜アメリカン・ビーフで苦手な野菜を美味しく食べよう!〜

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アメリカン・ミート料理教室 with ダイエー 目指せ!リトルシェフ! アメリカン・ミートで簡単本格料理に挑戦!

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