We are アカミニスト
アメリカン・ビーフ・赤身肉の魅力を語る、アカミニスト。

牛肉の美味しさに目覚めた方々が、いろいろ食べつくし、ようやくたどりついた桃源郷のような世界。
それがアメリカン・ビーフの赤身肉。
その赤身肉を愛する人たち・アカミニストにフォーカス。
赤身肉への想いを語っていただきます。

vol.003 上高井戸歯科・六本木 武藤実 院長

旨みを噛みしめることは
表情筋まで変わってきます。

上高井戸歯科・六本木
http://www.864618.com/

80-20の定義、という言葉はご存じでしょうか。
人生、80歳になった時に自分の歯は20本残しておきたい、という考え方。
医療技術が発達している今だからこそ、自分の歯というものに向き合うことが必要なのではないでしょうか。

武藤さんは健康な歯へのケアはもちろんのこと、不慮の事故などで歯を失い、それを形成しなければならない審美の歯科医としてもすばらしい技術力をお持ちでいらっしゃいます。
しかも食べることへの意識は人一倍。
何を食べるにおいても、やはりしっかり噛むことを提唱しています。
「特に肉類は、繊維質そのものにも旨みが入っていますよね。それをしっかり噛める力が歯にないと、本来の美味しさは伝わらない。これではもったいないですよね。ここ数年、特に牛肉を食べていて感じることは、赤身肉の旨み。どんどん進化していると思います。脂肪分が少ないからとか肉本来の旨味が味わえるということだけではなく、噛みしめることで生まれる旨みのボリュームがしっかりあると思うのです。これはやはり自分の歯でじっくり味わいたい。
とてもシンプルなことですが、人が生きていく上においてとっても重要なことだと思うのです」。

また武藤先生は週2回は赤身肉を召し上がり、今やとりこにもなっているウエイトトレーニングとのバランスとも配慮しています。
「いろいろな食事をして思うことは、アメリカン・ビーフの赤身肉そのもののおいしさ。これはただ食べる、だけではもったいない。しっかり噛み締めることで出てくる旨みが断然に違います。私の場合、厚切りステーキでそれを実感するのですが、逆に赤身肉のしゃぶしゃぶなどはさらにおいしさが変わる。これもしっかり噛むことが大事です。そうですね、30回はゆっくり噛んでみてください。赤身肉本来のうまみが20回目あたりからグンと伸びてきます」。
「なにを食べるにおいても、噛む力、というのは一生ついてまわります。正しく噛めているか、これは自分の意識だけではわかりません。たとえば痛みなどを避けるように噛むクセがついていたら自然と顔の輪郭まで変わってきます。これでは本当のおいしさを味わっているとは思えない。特に赤身肉はそれが顕著に現れます。なぜなら肉の繊維質の奥深いところにうまみがしっかりあるから。それを意識して食べることに意味があるのです。アメリカン・ビーフの赤身肉はしっかり噛んで味わうことができているかのバロメーターでもあると思います」。

噛むこととアメリカン・ビーフの赤身肉の新たな関係性。
今一度、見直してみてはいかがでしょうか。

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「アカミニスト」はエル・ア・ターブルとアメリカン・ビーフの共同プロジェクトです。
http://www.elle.co.jp/atable/t-recipe/beaf_15_1111