夏休みまっただ中の8月5日&6日、仙台と大阪にて、地元の少年野球チームの子供達と関係者を招待し、USMEF主催の「アメリカン・ビーフxランディ・バース サマーキャンペーン野球教室&アメリカン・ビーフ食事会」が開催されました。今回はその模様をご紹介します。
会場に、元阪神タイガースのランディ―・バース氏が現れると、球児たちからわれんばかりの大歓声!トークショーに続き、あこがれの大選手から直接野球の実技指導を受けた子供たちは大興奮でハイタッチ。お腹もすいたところで、全米でも屈指の肉牛の生産が盛んなオクラホマ州出身で、現在は農場を経営しているバース氏が、今度はコックさんの格好をして登場、自慢のアメリカン・ビーフを子供たちにふるまいました。
「子どもの頃から、ビーフは僕にとってどんな食材よりも身近なもの。週に3,4回はビーフを食べていたので、僕の強さを作ったのはビーフだと思う。まさにアメリカン・ビーフは三冠王の原動力だね。」とバース氏。「強い打撃やホームランをたくさん打つためには、良質なタンパク質が必要。みんなにも、ぜひ、アメリカン・ビーフを沢山食べてもらいたい。」
今回、日本の子供たちに、元気と夢をもって前に進んでほしいという願いから、自身の得意とする野球をテーマに子供たちとふれあい、自身も太鼓判をおすアメリカン・ビーフのおいしさを知ってもらうというコラボレーション企画で来日したバース氏。トークショーの中で、日本のスポーツ少年少女たちに伝えたいメッセージとして、自身の想いを話してくれました。
「幸運なことに、僕が育ったオクラホマでは、野球だけでなくていろいろなスポーツに挑戦する機会があった。得意だったのはバスケットボールとアメリカン・フットボール。色々なスポーツを楽しんだけど、バスケが一番好きだったね。でも上手かったのは野球だったから野球の道に進んだ。だから今真剣に野球やサッカーなどのスポーツをがんばっているみんなも、一つの事に集中して頑張るのは大切なことだけれど、他に色々な可能性やチャンスがあることも忘れないで、いろいろなことにチャレンジしていってほしい。」
「野球などのスポーツをやっていくうえで、監督やコーチやチームメイトとのかかわりはとても大切なこと。でも何より僕がみんなに伝えたいのは、毎日送り迎えをしてくれたり、食事を作ってくれたり、気持ちよく練習や試合に打ち込めるように洗濯や身の周りの世話をしてくれるお母さんやお父さんに、何より一番に感謝を伝えてほしいということ。家族の支えがあるから、みんなが元気に練習ができるんだと思うから。」
引退していても、バットの素振りなどの迫力は衰えていないバース氏。しかし将来のバースを夢見て練習に励む球児たちを見る目はとても優しく、明るくて家族思いの誠実な人柄がうかがえた楽しいイベントでした。 |