


ステーキは焼き加減が難しいと思っている方も多いようですが、1つのルールに従って焼けば、お家でもステーキ屋さんの味が充分楽しめます。
まず、お肉は焼く30分前に冷蔵庫から出して室温に戻します。冷たいままだと焼くときにフライパンの温度を急激に下げてしまいます。よく熱したフライパンを準備しましょう。テフロンのフライパンだと予熱ができないので、ステーキには鉄素材のものを用意するとよいでしょう。熱したフライパンに油を少し入れ、強火にしてお肉を入れます。表面を一気に焼き上げ、それから火を弱くして1分〜2分焼きますが、レアが好きなら短めに、ウェルダンが好きなら長めに加熱します。次に裏返して、また強火で焼きます。さらに火を落として、お肉の中央を押してみます。少し赤い肉汁が出たらでき上がりです。肉汁をおちつかせるために、3~4分蓋かアルミホイルで肉の表面を覆っておくと、さらにおいしくなります。(赤堀 博美先生 赤堀料理学園校長・管理栄養士)

お肉の臭いは“くさみ”ではないのですが、気になる方には下味を上手につけることをお薦めします。たとえば塩・胡椒だけでなく、ハーブを加えるという方法があります。塩をふって少し置くと、お肉の表面の水分が出てきます。この水分を拭き取ることで嫌な臭いをとり除くことができますので、その後、胡椒やハーブでさらに調味します。
また、お肉を油に漬け込むことでも香りがよくなります。オリーブ油に、生のタイムやローズマリー、スライスしたニンニクなどを加えたものがお薦めです。また、直接ニンニクの切り口でお肉をこするなどの下ごしらえをしても、香りがよくなります。(赤堀 博美先生 赤堀料理学園校長・管理栄養士)

お肉を使った料理は本当に幅広く、日本では和・洋・中いずれのメニューにもあります。
お肉の国アメリカでは、大きな肉のかたまりをローストするメニューが多く見られ、これは見栄え、ボリュームともに豪華で、パーティにも最適です。ローストビーフ、ローストポークは、アメリカンミートを使うととてもおいしく仕上がります。いずれもお肉のまわりに塩・胡椒して、オーブンで焼くだけです。
でも大がかりなオーブン料理は苦手という方には、もっと簡単にローストビーフを作っていただく方法があります。フライパンに入るくらいの肉のかたまりを用意し、表面に塩・胡椒してからニンニクの切り口をすり込みます。これを油を入れて熱したフライパンに入れ、表面を焼きます。あとはホイルをかぶせ、弱火で15〜20分焼けばでき上がりです。このとき、ニンジン、玉ネギなどの香味野菜もいっしょにフライパンに入れると香りよく仕上がります。でき上がったら、ホイルに包んで保温し、あら熱がとれたところで薄く切ります。大皿に盛り付け、野菜をつけ合わせたり、グレービーソースなどをかければ、ちょっとした集まりにも対応できる豪華メニューの出来上がりです。(赤堀 博美先生 赤堀料理学園校長・管理栄養士)