美しい体作り ~フィットネスと食事から~

赤堀博美さんにうかがう美しい心と体をつくる栄養素のヒミツ

自分自身のカラダと相談しながら食べることが大事

「表面的に美しくなっても、心が伴わなければかもし出すものがありません。美しい心とカラダをつくるために、まずは栄養素の機能を知ることがたいせつです」というお話をして下さったのは、赤堀料理学園校長で、管理栄養士でもある赤堀博美さん。

美しい心とカラダをつくるために必要なおもな栄養素は、
(1)新陳代謝を活発にし、美肌をつくる「たんぱく質」
(2)脳と美容に効くビタミンB群を中心とした「ビタミン」
(3)女性の心とカラダに欠かせない亜鉛や鉄、カルシウムなどの「ミネラル」
(4)食事全体のバランスをとる「炭水化物」
(5)体内環境を改善する「食物繊維」
(6)細胞を強化する「脂質」
しかし、単純な数字あわせをし、摂取量やカロリーを計算すればいいわけではありません。

「自分自身のカラダと相談しながら、バランスよく摂取することが大切です。ビタミンやミネラルには、人間が発見したものだけに名前がつけられているんです。いまだ発見されていないものも多く、多くの食物が未知なるエネルギーを秘めていると言えます」自分自身が、なにを食べたいと感じているのか、その声に耳を傾けることの大切さにいまいちど気づいてほしい、と赤堀さんはおっしゃいます。

山本ケイイチ氏の美しいカラダをつくるフィットネス

フィットネス&感じる食べ方が“美しいカラダ”をつくる

フィットネスコンサルタントとして、パーソナルトレーナーとして活躍中の山本ケイイチさんが、「いかにして美しいカラダをつくるか」をレクチャー。美しいカラダは、一昔前はとにかく体重が軽く線の細い体型でしたが、最近ではメリハリのある機能的なカラダが評価されています。
「メリハリのあるカラダをつくるために、本人がかんたんにできるのは、筋肉量をコントロールすること。短距離走など瞬間的に大きな力を発揮する運動や、関節を大きく動かす運動を行って、筋肉量をアップさせます。ボクシングやダンスのほか、ランニングの途中にダッシュをするのもおすすめ。また、どんな運動でどこの筋肉が発達するかを知ることも大事です。たとえば、同じ陸上の選手でも、長距離ランナーはふくらはぎが発達し、短距離走者は太ももからヒップにかけて発達することを知っていると、ご自身にどんなトレーニングが必要か、わかってくるのではないでしょうか」

山本さんが重視しているもうひとつのポイントは、食事です。日本では、カロリーや栄養量を数値で見て判断する傾向が強いのですが、食べる楽しみを感じることが大事なのだそう。 「美しさは、見た目だけでなく本質的な部分が重要。本人の感覚を研ぎ澄まさなければ、美しくはなれません。
目を閉じて食べたり、手でつかんで食べたり、カラダでしっかりと感じることが大事です。テレビや携帯を見ながら食べるのは、ぜったいにやめましょう」

トークセッション

山本さんと赤堀さんの講演を踏まえ、おふたり揃ってのトークセッションへ。「おいしく、上手に栄養素を取り入れるためにはどうしたらいいでしょう?」という問いには、「これが正解、というものはありません。自分の心とカラダにいちばん近いのは自分自身。意識を持つようにすれば、なにを摂取すればいいかわかるはず」(赤堀さん)、「美しい心とカラダをつくるためのアプローチは、食事、運動、知識などさまざまな方法があります。しかし、大切なのは、知識の前に感覚を磨くことですね。感覚がしっかりしていれば、どうするのがいいかわかるようになります」(山本さん)。

さらに山本さんは「カラダを引き締めたいなら、小分けにして食べること。トータルで食べる量が同じでも、一度に食べると脂肪の蓄積が多くなるので、回数をわけたほうがいいんです。運動の直前に食べるのも、消化不良につながる可能性があるので要注意ですよ」。赤堀さんは「栄養素のことを考える前に、楽しく食べることも大事。嫌いな人と一緒に食事をすると、栄養素の吸収が悪くなることがわかっているんです」。

おふたりが口をそろえておっしゃっていたのは、「サプリメントは、あくまでも補助的なもの」ということ。栄養素は食物から採るのが基本、というお話に、会場の参加者のみなさんも大きくうなずいていらっしゃいました。

食べること、カラダを動かすこと――その根本を見直すきっかけになりました。

アメリカン・ポークは高たんぱくでビタミンB群たっぷり

赤堀さんが推奨する食材のひとつが、アメリカン・ポークです。質のよいたんぱく質とビタミンB群を多く含み、低脂肪という特長を持つアメリカン・ポークは、美容にも、健康にも、夏バテ防止にも、最適な食材なのだそう。「人間がカラダのなかでつくることのできない必須アミノ酸をバランスよく含んでいますし、ビタミンB1、B6、B12の含有量は、国産の豚肉、鶏肉、牛肉と比べても多いんです。鶏肉より脂質は少ないのに、パサパサした感じはまったくしない。

また、アメリカン・ポークの生産農家の方が、安心・安全な食肉を生産するために、自ら大豆やトウモロコシを育てて飼料にしています。手間をかけて肥育しているから、やわらかくてジューシーなんです」と、アメリカン・ポークの特長を説明。会の最後には、参加者のみなさまに、実際に赤堀さんのレシピでつくったカツサンドを試食しながら、赤堀さん、山本さんとの交流も楽しんでいただきました。

今日の料理

アメリカン・ポークのオリーブカツサンド

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【材料(4人前)】

・アメリカン・ポーク(とんかつ用ロース)
4枚
・塩・こしょう
各少々
・小麦粉、卵汁、パン粉
各適宜
・オリーブオイル
適宜
・にんにく
2片
 
 
<トマトソース>
(※既存のものがあればそれでも可)
 
・トマト缶
1缶
・にんにく
1片
・たまねぎ
1/2個
・オリーブオイル
大さじ1
・塩,こしょう
各少々
・バジル
1枚
 
 
・全粒粉パン(食パン型)
8枚
・黒オリーブ
4粒
・新たまねぎ
1/2個
・バジル
4枚

【作り方】

  1. アメリカン・ポークに塩・こしょうをし、小麦粉、卵汁、パン粉をつけて、つぶしたにんにくと多めのオリーブオイルで揚げ焼きする。
  2. トマトソースをつくる。にんにく、たまねぎのみじん切りをオリーブオイルで炒め、たまねぎがあめいろになったら、トマトをつぶしながら加える。バジルを加えて20分くらい弱火で煮て、塩・こしょうする。
  3. パンを軽くトーストして、オリーブオイルをぬり、(1)のカツ、(2)のトマトソース、薄切りの新たまねぎ、輪切りの黒オリーブ、バジルをはさみ、サンドする。

講師紹介

赤堀博美さん赤堀料理学園校長、
管理栄養士
東京都出身。
1991年日本女子大学大学院家政学研究科食物栄養学専攻修了。フードコーディネーターとしてテレビ料理番組、ドラマ、CMを担当し、管理栄養士としては栄養指導や食育活動をはじめとして、全国で講演を行っている。食品メーカーのアドバイザー、商品開発も数多く担当。2007年より日本フードコーディネーター協会副会長も努める。

山本ケイイチさんフィットネスコンサルタント
中学時代に独学で筋トレを始め、高校で本格的な筋トレと禅に取り組む。
高校卒業後はトレーニングを極めるべく自衛隊に入隊。
その後、フィットネス業界に転身し、フィットネスクラブや老舗クラブでの経験を経て、パーソナルトレーナーとして独立。独自のトレーニングメソッドがビジネスマンや経営者に支持され、予約の取れないトレーナーになる。
2008年5月に「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」を出版。たちまち10万部を超えるベストセラーに。
現在はトレーニング指導の他に、執筆、講演活動を行い、トレーニングの普及啓蒙活動をしている。

参加された方の声

林 英恵さん
豚肉はよく食べていましたが、アメリカン・ポークがこんなに優れた食材だとは思っていませんでした。ジョギングをしているんですが、アメリカン・ポークは栄養素的にも優秀だとわかりましたし、カツサンドもおいしかったので、これからは積極的にとっていきたいとおもいます。

金澤里枝
さん

美容に興味があって、「美しくなるための食事とカラダづくり」というテーマに惹かれて参加しました。食べることを意識するのが大切、というお話には驚きました。いままでは、安全性を追求すれば国産……と思っていたんですが、アメリカン・ポークは栄養素のバランスもよく、安全性にも気を配って飼育されているとわかりましたので、もっと食べていくつもりです。

白石依里
さん

美容という観点から、食べ物に興味を持っていました。カロリーにこだわらず、カラダの声をきいてバランスのいい食事を取ること、携帯を見たりしながらではなく、しっかりと感じながら食べることは、今後、意識していきたいと思います。アメリカン・ポークについては、ネブラスカからいらした生産者の方から直接お話をうかがえて、安全性の高さがわかったのもよかったです。

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